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まず、正直に言います
「やりたいことリストを100個書きましょう」
この言葉、一度は聞いたことありますよね。
自己啓発本、YouTubeの成功法則系の動画、ビジネス系インフルエンサーの発信。 どこを見ても「夢を書こう」「理想の未来をイメージしよう」って言ってる。
で、あなたはどうでしたか?
書きましたか?書けましたか?
書いたとしても、なんかパッとしなかったりしませんでしたか。 「うーん……行きたい場所、食べたいもの、欲しいもの……」って書いてはみるけど、なんか気持ちが入らない。 「これが本当に自分のやりたいことなのか?」ってよくわからなくなってくる。
そういう経験、ありませんか?
僕はありました。めちゃくちゃありました。
ブログを2004年に始めて、2005年にはすでにブログで稼ぐための情報商材を買っていました。 「これで稼げる!」とワクワクして、やりたいことリストも書いて、夢もイメージして。 でも続かなかった。情報商材を買っては少し試してやめる、また買っては試してやめる。 典型的なノウハウコレクターでした。
5年間、ずっとそれを繰り返していた。
なのに2009年に「やりたくないことリスト」を書いたことで、状況が劇的に変わりました。
2010年3月にブログを再スタートして、2010年6月にリストラされて、2010年11月には給料を超えた。
リストラから5ヶ月で、ブログ収入が元の給料を超えたんです。
その後、ブログで累計1億円を稼ぐことになります。
この話をするとき、「運が良かった」と言われることがあります。 でも僕が本当に運が良かったと思うのは、2009年に「やりたくないことリスト」を書けたことです。 そこだけです。
それがなければ、今もノウハウコレクターを続けていたか、もっとひどい状況になっていたか、どちらかだったと思っています。
2026年に話題になった「アンチビジョン」を、僕は2009年から実践していた
最近、「アンチビジョン」という言葉がSNSで話題になりましたよね。
ダン・コーの「人生を1日で立て直す方法」というポストが拡散されて、その中に出てきた考え方です。
このポストが炎上したんじゃなくて、「話題になった」というところが僕は面白いと思っています。 なぜかというと、アンチビジョンってちょっと変わった考え方なので、賛否あって当然だと思ってたからです。 でもポジティブな意味で注目されたということは、多くの人がこの考え方に共感したということですよね。
アンチビジョンとは何か、シンプルに説明すると、
なりたい姿・やりたいこと・欲しい未来ではなく、
「なりたくない姿・やりたくないこと・欲しくない未来」のこと
です。
普通のビジョンは「こうなりたい」という方向を向いています。
アンチビジョンは「こうにはなりたくない」という方向を向いている。
一見ネガティブな発想に聞こえるかもしれません。 でも僕の経験上、これが圧倒的に効く。
人間のパワーというのは、ポジティブよりもネガティブの方がはるかに強いからです。
「こうなりたい」という引力よりも、「こうにはなりたくない」という斥力の方が、行動のエネルギーとして強く働く。 これは僕の実体験として言えることです。
そして今でいうアンチビジョンと同じことを、僕は2009年から実践していました。 当時は「やりたくないことリスト」と呼んでいましたが、本質は同じです。
なぜ「やりたいことリスト」では気持ちが入らないのか
ここを少し深掘りさせてください。
なぜやりたいことリストは気持ちが入りにくいのか。
答えはシンプルで、「やりたいこと」はまだリアルじゃないからです。
「旅行したい」「自由な時間が欲しい」「お金持ちになりたい」
これらは確かに魅力的に聞こえます。 でも実感が薄い。今の自分の生活からあまりにも遠すぎて、「本当にそうなれるのか?」という疑念が常につきまとう。
結果、リストを書いても「なんかいいな〜」で終わってしまう。
一方で、「やりたくないこと」はすでにクッソ「リアル」です。
今の仕事が嫌なら、その嫌さは毎日リアルに感じている。 将来への不安があるなら、その不安は今夜も眠れないくらいリアルに感じている。 「このままではまずい」という感覚は、架空の未来ではなく今この瞬間の現実です。
だから「やりたくないこと」を書くとき、人は本気になれる。
僕がそうでした。
2009年当時、僕はサラリーマンでした。 仕事が大嫌いでした。本当に毎日嫌で仕方なかった。
でも、「だったら転職すれば?」と思うかもしれませんが、それが嫌だった。 というか、転職の方がもっと怖かった。
理由は明確です。 当時の僕は低スペックでした。 仕事Aが嫌でやめて仕事Bに転職したとしても、僕のスキルレベルでは間違いなくさらに悪い待遇になる。 仕事Aは地獄だけど、仕事Bはもっと地獄。
しかもそれだけじゃなくて、年齢を重ねるほど状況は悪化していく。 若いうちはまだマシだけど、30代、40代と年を取るにつれて、転職市場での価値も下がっていく。
この「じわじわ詰んでいく未来」がリアルに見えていた。
だから、「なんとかしなきゃいけない」という切迫感が、やりたいことリストを書いているときよりもはるかに強かったんです。
「このままだったらどうなるか」を真剣に考えると、尻に火がついた。
これが、やりたいことリストとやりたくないことリストの本質的な違いだと思っています。
2009年5月3日、ゴールデンウィークに書いたリスト
少し僕の話をもう少し詳しくしますね。
2009年のゴールデンウィーク、5月3日に僕は「絶対にやりたくないことリスト」を書きました。
きっかけは一冊の本です。 神田正典さんの「非常識な成功法則」という本を読んでいて、その中に「やりたいこととやりたくないこと、両方書け」という内容がありました。
「どちらも強烈にイメージして書くこと」と書いてあった。
書いてみると、やりたくないことの方がスラスラ書けました。 というか、当時の僕は不満だらけだったので、書き出したら止まらなかった。
リストを見返すと、結構長いんですよ。 当時がどれだけ不満だらけだったかがよくわかる。
「非常識な成功法則」では、「寝る前にやりたいことリストを眺めてニタニタしろ」と書いてあったんですが、僕の場合はどう考えてもやりたくないことリストの方が効きました。
やりたくないことリストを眺めると、ニタニタするどころか「なんとかしないとやばい」という強烈な緊張感が生まれた。
生きるか死ぬか、くらいの火のつけ方をするんですよね、このリスト。
そしてその火のつき方が、僕にとっては最強の原動力になった。
このリストを書いたのが2009年5月。
ブログを再スタートしたのが2010年3月。
実際にリストラされたのが2010年6月。
給料を超えたのが2010年11月。
リストラから5ヶ月で給料超え。
もし2009年にやりたくないことリストを書いていなかったら、2010年3月にブログを再スタートすることもなかったと思います。 だってリストラされたのが6月ですよ。 何も行動していなければ、リストラされてから慌てて何かしようとして、仕事AからさらにひどいBへの転職、という地獄の未来に直行していたかもしれない。
ゾっとしますよ、本当に。
そして大事なのは、2004年からブログをやっていたということです。 5年間、何も変わらなかった。 やりたいことリストも書いた、情報商材も買った、いろいろ試した。 でも続かなかった。
それが2009年にやりたくないことリストを書いたことで、動き始めた。
やりたいことを書いた5年間より、やりたくないことを書いた1年間の方が圧倒的に動けた。 これが僕の実体験です。
アンチビジョンの具体的な作り方
ここからは、アンチビジョンの実践的な構築方法を紹介していきます。
すでにたくさんの方が発信されているので、ここでは特に重要なポイントを絞って解説します。
ステップ1:最悪の未来を書き出す
まず、「自分が絶対にこうはなりたくない」と思う状況を全部書き出す。
ここはしっかり時間を取った方がいいです。 パパっと10分で終わらせるんじゃなくて、30分〜1時間かけてもいい。
参考にするといいのは過去の失敗と身近な反面教師です。
「反面教師なんていないよ」という人もいるかもしれませんが、そんなことないです。 日常生活の中に、反面教師はそこら中にいます。 特に探さなくていい。「ああ、こうはなりたくないな」と思った瞬間を全部書けばいい。
書くときのポイントは具体的に書くこと。
「お金がなくなりたくない」じゃなくて、 「毎月の給料日前に口座残高を何度も確認しながらビクビクして暮らしたくない」 くらいの解像度で書く。
具体的であればあるほど、脳にリアルなイメージが焼き付く。 そのリアルさが行動力の源泉になります。
ステップ2:「もし今のままなら」を想定する
今の習慣をあと5年〜10年続けたら、どうなるか。
これをリアルに想像してください。
ここで一つ、重要なことを言います。
絶対にAIに聞かないこと。
「もし今の仕事を続けたら10年後どうなりますか?」とAIに聞いても意味がないです。 AIが出してくる答えは一般論です。あなたの仕事の具体的な内容、あなたの業界の現状、あなたの家族の状況、あなたの体の状態、そういうリアルな文脈を踏まえた答えじゃない。
あなたの未来を一番よくわかっているのは、あなた自身です。
AIは使うものであって、依存するものじゃない。 自分の大切なことを、AIに委ねない方がいい。
自分で真剣に考えてください。 「このまま何も変えなかったら、5年後の自分はどうなっているか」を。
その問いの答えが、あなたのアンチビジョンの核心になります。
ステップ3:反対側のビジョンを定義する
アンチビジョンが明確になれば、その真逆にあるものがあなたの目指すべきビジョンになります。
シンプルに言えば、やりたくないことが決まれば、その反対がやりたいことになるということです。
「ずっと会社の指示に従って、自分の意思で動けない人生は嫌だ」 → 反対は「自分の判断で働ける仕事をする」
「毎月の生活費を稼ぐだけで精一杯の状態は嫌だ」 → 反対は「生活費を気にせず使えるお金を作る」
「年を重ねるほど価値が下がっていく人生は嫌だ」 → 反対は「年を重ねるほど価値が上がるスキルを持つ」
アンチビジョンを先に書くと、ビジョンの解像度が自然と上がります。 「なんとなくお金持ちになりたい」じゃなくて、「○○な状況から抜け出すためにお金が必要だ」という切実さが生まれる。
この切実さが、やりたいことリストにはなかなか宿らないんですよ。
ステップ4:毎日のプロジェクトとして落とし込む
アンチビジョンを避けるために必要なスキルや行動を、具体的なプロジェクトとして設定します。
ここで大事なのはリマインダーを使うこと。
スマホにリマインダーを設定して、自分に質問する形が効果的です。
質問の内容は大きく3種類あります。
①行動の確認と本音を引き出す質問 「今週、アンチビジョンから遠ざかる行動ができているか?」 「やるべきことを後回しにしていないか?」
②アンチビジョンを再認識する質問 「このまま何もしなければ1年後どうなっているか?」 「自分が絶対に避けたいことは何だったか?」
③自分のアイデンティティを更新する質問 「自分は今、どんな人間になろうとしているか?」 「今の自分の行動は、目指している方向に向かっているか?」
簡単に言えば「いい方向に向かってるか?」を定期的に自分に問いかけるということです。
僕が今もやっている「反省メモ」の習慣
ちょっと具体的な僕の習慣を紹介しますね。
毎朝、プライベートと仕事のルールを読んでいます。 そして火曜日・木曜日・日曜日の15時に「反省」というメモを読むよう、カレンダーアプリにリマインダーを設定しています。
毎週3回、強制的に自分の「反省メモ」を読む時間を作っているということです。
この「反省メモ」には、「このままだとまずいよな」という内容が書いてあります。 つまりアンチビジョンを定期的に読み返して、自分の行動を修正する仕組みを作っているということです。
この反省メモは毎年作っていて、2015年までは手帳に書いていました。 2016年以降はデジタル化しましたが、本質は同じです。
正直に言います。 この反省メモを読んで軌道修正する習慣がなければ、自分の中でとっくにめちゃくちゃになっていたと思っています。
人間は放っておくとすぐに楽な方向に流れていく。 だからこそ、定期的に「自分が避けたい未来」を意識的に思い出す仕組みが必要です。
AIが来た今、あなたのアンチビジョンの危機度は僕の当時の100倍以上
ここからは少し厳しい話をします。
僕が2009年にやりたくないことリストを書いたとき、「このままだとやばい」という感覚がありました。 でもそのとき、AIはありませんでした。
今はどうですか。
AIによってホワイトカラーの仕事がどんどん代替されている。 「じゃあブルーカラーなら安全か」という話になりますが、フィジカルAIや自動化技術の進化を見れば、ブルーカラーも安泰とは言えない状況になってきています。
僕が2009年に感じていた「じわじわ詰んでいく感覚」。 今の時代は、それが圧倒的に速いスピードで進んでいる。
2009年の僕が感じていた危機感を10とすれば、今この記事を読んでいるあなたが置かれている環境の危機度は100や200かもしれない。
それくらい状況が変わっている。
だからこそ、今すぐやって欲しいことがあります。
あなたに今すぐやってほしいこと
「明日やろう」は禁止です。 「今週末にやろう」も禁止です。
今日の夜、アンチビジョンを書いてください。
ていうか、できれば今すぐ。
やることはシンプルです。
紙でもメモアプリでもいい。 「絶対にこうはなりたくない」と思うことを、全部書き出す。
書くときのポイントを再確認します。
①過去の失敗を書く これまでの人生で、やらかしたこと、後悔していること、「あのときああすれば良かった」と思うことを書く。
②身近な反面教師を書く 「ああはなりたくない」と思う人や状況を書く。 名前を書く必要はないです。状況を書けばいい。
③「このままだと5年後どうなるか」を書く 今の仕事、今の習慣、今の収入、今の人間関係。 これを5年継続したら、どんな未来が待っているか。 AIも使わず、自分一人でリアルに考えて書く。
④書いたリストを定期的に読み返す 週に1〜3回、リマインダーで読み返す習慣を作る。
これだけです。
「たったこれだけ?」と思うかもしれません。 でも、「たったこれだけ」ができない人が大半です。
人は変化より現状維持を選ぶようにできている。 「やばいな」と思っても、明日には忘れる。 リマインダーで強制的に思い出す仕組みを作らないと、人はすぐ元に戻ります。
「こうなりたくない」が「こうなりたい」を叶える
大事なことなので、もう一度言います。
あなたの「こうなりたくない」が、あなたの「こうなりたい」を叶えると思っています。
これは綺麗事じゃないです。 僕の実体験から出てきた言葉です。
やりたいことリストを書いた5年間では何も変わらなかった。
やりたくないことリストを書いた瞬間から、動き始めた。
その後ブログで1億円稼いだ。
「やりたくないこと」の方が、人間の行動原理として強く働く。 ポジティブよりもネガティブの方が、人を動かす力がはるかに強い。
だから、アンチビジョンは有効です。
「夢を持て」「ポジティブに考えろ」という言葉は聞き飽きていませんか? それで動けなかった人は、一度逆から考えてみてください。
「自分が絶対に嫌な未来はどんな未来か」を。
その答えが、あなたを動かす原動力になると思っています。
それで、次のステップは
アンチビジョンを書いたら、次は何をするか。
「やりたくないこと」の反対が「やりたいこと」になる。 そして「やりたいこと」を実現するための具体的な方法を考える必要があります。
僕の場合、それがブログ×アフィリエイトでした。
・自分のペースで働けること
・場所を選ばないこと
・スキルが積み上がること
・年を取っても価値が下がらないこと
これらは全部、「会社に依存した低スペックサラリーマンとして年々状況が悪化していく」というアンチビジョンの反対側にあるものでした。
アフィリエイトで稼ぐというのは、難しそうに見えて、正しい手順で実践すれば再現性があります。
裏技は必要ない。 外注スタッフもゼロでいい。 ノウハウを集め続けるだけの「コレクター」になる必要もない。
ただ、正しいステップで地道にやること。それだけです。
その具体的なステップについては、無料メルマガで詳しく発信しています。
最後に
ここまで読んでくれてありがとうございます。
この記事を書いたのは、「やりたいことリストで気持ちが入らない」という感覚を持っている人に、別の視点を提供したかったからです。
「夢を持て」「ポジティブに考えろ」という言葉ばかり聞いてきて、それでもなんか動けない。 そういう人が、アンチビジョンという考え方を知ることで、スイッチが入ることがあります。
僕がそうだったように。
AIが普及して、仕事の未来が見えにくくなっているこの時代。 「このままでいいのか」という不安は、むしろ武器になります。
その不安を「やりたくないことリスト」として書き出す。 それが最強の行動原動力になる。
今夜、15分だけ時間を作ってみてください。
「絶対にこうはなりたくない」と思うことを、全部書き出してみてください。
それが、あなたの次の一歩を変えるかもしれません。
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ここまで読んで
「やりたいことリスト、確かに動けないかも」
と感じた方は
一度ちゃんと整理した方がいいと思います。
僕自身
リストラで収入0になった時に
「やりたいこと」ではなく
「やりたくない未来」を徹底的に書き出してあったことで
行動が一気に変わりました。
その結果
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